事務局便り   03−3589−4905
第五便 (H17/1/27) 担当 太田
ご苦労さま・・
前回お伝えした応接室の内装工事が終了し、昨日テーブルと椅子が事務所に届きました(なお、前回お知らせした少々不謹慎な記念品企画は、千川所長の「うちは商店じゃないんだから」とのお怒りに触れ、あえなくボツとなりました。がっかりされた方々におかれましては、不肖太田謹んでお詫び申し上げます)。
テーブルは6人掛けの特大サイズなので、エレベーターには乗りません。運送屋さんは事務所ビルの狭い外階段をどんな技を使って4階まで運んだのか・・・本当にご苦労様です。
ご苦労様と言えば、毎日お昼を配達してくれるお弁当屋さんを忘れてはいけません。
このお弁当屋さん、渋谷区内の小さなお弁当屋さんです。また、このお弁当屋さん、かれこれ20年ほど前に、アルバイトの配達員として、私自身とてもお世話になったお弁当屋さんでもあります。
当時私が受け持っていた配達コースが、ちょうど事務所のあるこのあたりで、青山通りをはさんで事務所対面の大きな建設会社のビル(現在は建て替わっています)に、若き日の私は毎日毎日すってんころりん100個ほどお弁当を配っていたのです。そして、汗をびっしょりかいた後にはオロCが最高!!という真実も、その当時色々試し尽くした結果明らかになったのです。
現在事務所にお弁当を運んでいるのは、当時アルバイト長をされていたUさんです。Uさんは「エレベーターのほうが早いタイミング以外は階段を使え」の掟を唯一破らなかった伝説の人として、20年の時を越え再び半人前の私にカツを入れに来たのです。当時、お釈迦様のようにやさしくおっとりした社長の右腕として、店内できびきび仕事を仕切っていたUさんも、いつの間にか二児の父。今や会社経営の一翼を担い、20年前と変わらぬ元気いっぱいの駆け足で、人件費節約のため自ら配達に出ています。
なにせこの20年、熾烈な競争に打ち勝ってきたお弁当屋さんですから、当然のことながらその味は申し分ありません。おかずの種類も、私が働いていた頃にくらべぐっと数が増えました。バブル期に贅沢になった都会人の舌に対する社長さんや調理長さんの営業努力が、並大抵でなかったことがしのばれます。また、事務局○江氏も絶賛の「だしまき卵」は、20年前そのままの味で、食べる度に懐かしさに心洗われるため、私は密かにこれを「こみあげたまご」と呼んでいます。
さて、駆け足のUさんは、私と同じ歳なのに、憎らしいほど若々しく体が引き締まり、髪の毛も黒々としています。おそらくは、日々完結する労働のすがすがしさこそ、不老不死の妙薬に違いありません。
などと、このところぶよぶよしてきた我が身を嘆きながら、窓越しに後ろを振り返ると、今日も青山通りには、私の感傷を誘う駆け足の配達員達が、右へ左へ慌しく行き交っています。
まだまだ寒さが続きます。皆様湯冷めなどしませんように!!

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