事務局便り   03−3589−4905
第七便 (H17/2/10) 担当 太田
ウィルス・・
早いものでこのお便りも第7便となりました。毎週木曜日「週間新潮・文春」の発売にあわせ、オヤジサイクルでおおくりしています。
さて、事務所では、オロC飲んでがんばっていたK女がインフルエンザに倒れてしまいました。免疫力のない弱い人が罹りやすいといわれていますが、ウィルスもやっぱりくたびれた人よりは健康な人に取り憑きたいのだなあということがわかりました。
この時期はインフルエンザのほかに大雪もあるし、花粉も飛び始めるしで、人生の重大事を委ねるには最も適していない季節といえますが、今日も受験生は電車を乗り継ぎ試験会場へと向かっています。子供達の健康管理に気を遣う親御さんの気苦労もピークに達していることでしょう。
アメリカでは新学期や社会人としてのスタートが、夏休み明けの9月ということです。いわば人生の仕切り直し、再生のために長期の夏休みが設けられているわけで、この仕組みは非常に理にかなっているようにも思えます(昔「卒業」という映画で、大人への通過儀礼を奉る季節として「夏」が象徴的に描かれていたことを思い出します。S&GがBGMですので)。いったん新人として出発したら、すぐに寒さ厳しい冬になり、クリスマスの休暇はあるといえ、先々現実は厳しいものなんだぞ、まだまだ泣き言はいってられないぞ、という空気にさらされる環境に備えるためでもありましょう。
ひるがえって我が国では、最も厳しい季節に苦行を乗り越えれば、桜咲くすがすがしい季節に新しいスタートを切ることができ、すぐにやってくるゴールデンウィークが過ぎれば、間もなく夏期休暇という、社会全体が新人を温かく迎える仕組みになっています。
アメリカのスケジュールがメリハリの利いたシャキッとしたイメージであるのに対して、我が国のそれからは、少々甘えん坊でダラダラした印象を受けますね。
とはいえ、後者はだめで前者は優れているとは不肖太田とても思えません。私は四季をこのようなぬるさに還元する日本人の感性が大好きです。
私たちはそもそも自らのDNAの中に、契約社会の厳しさに対する免疫を、一神教をバックグランドにする諸国の人々ほどには持っていないとよくいわれます。世界の世知辛さはおそらく私たちの想像を超えているのです。そんな無邪気で健康な私たちの身体に食らいつこうと、強力な感染力で世界を席巻せんとする世知辛さウィルスが、我が国でもいよいよ猛威をふるいはじめてはいないでしょうか。
我が国の指導的立場にある方々には、くれぐれもそのようなウィルスに犯されることなく、アジアの先頭を切って、私たちのこのぬるいメンタリティこそ、世知辛さウィルス用ワクチンとして真に世界に貢献しうるものなのだ、と胸を張っていただきたい。不肖太田今般の世情を鑑みるにつけ、切に願わざるを得ません。
と今回内容がまたも壮大なボヤキオヤヂモードになってしまいました。重苦しい季節です。来週こそは楽しい話題をおおくりいたしますのでどうかお許しを。インフルエンザ流行っております。一に手洗い二にうがいを皆様お忘れなく!!

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