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第八便 (H17/2/17) 担当 太田
12歳・・・
16日未明の地震で飛び起きてしまい、寝不足になられた方もおられるでしょう。ほんとにほんとに地震は怖いですね。
○山がいつもの「大変な事実が発覚したモード」の表情で、「茨城沖、茨城、千葉と続いてますから、今日あたり間違いなく来ますよ」といいかげんなことを言っています。
ようするに「早く帰りたい」という意味ですが、余力を残したままこの男を帰すとなにをしでかすかわからないので、当然ながら○山には、くたくたに疲れ果てて倒れる寸前まで帰宅することを禁じています。これは社会的責任としてやむを得ません。
さて、このところ、さるIT会社が某ラジオ局の株を大量に取得して話題になっています。
この会社社長、次々に企業買収を繰り返しながら、昨年プロ野球のチームまで買おうとしたことで大いに世間を賑わしました。混迷の我が国にあって、同社長が、旧態依然とした企業風土に立ち向かう様は、まさに風雲児登場といった趣です。
また、アメリカナイズされたその経営手法にはゲーム感覚に似た軽さが感じられるため、観客席にいる限りにおいては、喝采を送るもよし、苦言を呈するもよし、お茶の間アイドルとして私たちを楽しませてくれています。
先日「憲法で読むアメリカ史」(阿川尚之著:PHP新書)という本を読みました。
アメリカの司法がかの国の歴史にどう関わってきたのか、時代の要請に対し、その時々の連邦最高裁判事は州法の何をして合憲とし、何をして違憲としたのか、大変面白い読み物です。
著者はまず前書きのなかで、アメリカが建国以来210年余ずっとひとつの憲法で国を律してきたことを捉え、かの国は歴史が短いといわれながら、実は共和政体がもっとも長く継続し発展してきた国なのだ、と述べます。
そして後書きのなかで、「アメリカの悪口を言うのが一種の流行になっている今こそ、この国が憲法とともに歩んできた、決して平坦ではなかった道のりを、あらためてふりかえってほしい」と結んでいます。
なるほどわが国では憲法改正の論議が具体的になってきた今こそ、やっと法治国家として真のスタートに立ったといえるかもしれません。
マッカーサー元帥はかつて日本人の精神年齢を12歳と評しました。
この200年間にアメリカが歩んだ道はそのダイナミックさにおいて途方もないものなので、私たちはただただ圧倒されるばかりです。また、不肖太田アメリカの音楽にただただひれ伏した世代のひとりとして、かの国に対する限りない憧れは生涯消えることはないでしょう(S&Gの「アメリカ」はそれはよい曲です)。
でもちょっと待ってください。先のマッカーサー発言、かの国民と私たちが数千年・数万年の間、まったく違う精神世界を生きてきたという事実に対する想像力をまったく欠いている点において、先の○山の発言と似たり寄ったりではないでしょうか(ああ愛憎からまったこの気持ち、これが真の愛なのでしょうか。冬にソナタなのでしょうか)。
まあまったくどうでもよいことですが、おそらく先の会社社長に代表される若い世代の方々には、かの国に対するこのようなアンビバレントな感情は理解に苦しむところかもしれません。
とはいえ社長様、マッカーサー元帥に足りなかった想像力の隆起を世界に促すべきわが国の若者として、どうかどうか己のDNAを深く見つめていただきたい、と不肖太田わが国の一常識人として切に願っております。
とまた多事争論もどきになってしまいました。これがスナッキーオヤジの性(さが)なのです!ご勘弁を。というわけで皆様くれぐれも地震対策にぬかりありませんよう、また来週!!

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