事務局便り   03−3589−4905
第八十便 (H18/8/24) 担当 太田
米タワレコ破産・・・
残暑お見舞い申し上げます。不肖太田少々夏バテぎみです。
yahooを見ていたら、「米国のタワーレコードが破産法申請」というニュースが目に飛び込んできました(米破産法11条は日本の民事再生法に相当。2004年に一度経営破綻し再建を目指していたとか。ちなみに日本タワレコは2002年に別法人として同社から独立しているので影響はないそうです)。
どうやら楽曲のネット配信が急速に進んでCD販売が落ち込んだためのようです。
私はそもそもニュースのチェックと調べものの他あまりネットを利用しない性質だったのですが、先の休日暇にまかせて昔好きだったバンドの情報など拾ってみると出るわ出るわ、掘っても掘っても情報は尽きません。
音源の視聴はできるは、明らかに海賊ものと思われる動画を見ることができるは、恥ずかしながら改めてインターネットの威力を思い知ることとなったのです。
かつて限りなく遠かった世界(情報)が、自宅でお菓子をポリポリだらだら寝転んだまま享受できるという現実は私の世代にしてみれば「生きててよかった」という類のもので、こういう幸福感を味わうことのできない「これが当たり前」の世の中で育った人達が気の毒になるほどです。
アメリカの今回の出来事は広大な国土事情もあるでしょう。音楽ソフト=単なる情報信号でよしという感覚も、かの国が大量消費社会発祥の地であることにかんがみれば至極合理的な消費行動に裏付けられたものとして理解することができます。
私は、オタク発祥の地であるわが国でそこまでドライな感性が早々に根付くとは思いたくありません。まだまだ物販としての音楽ソフトの需要は健在でしょう。
とはいえ、音楽や映像のソフトにありがたみを感じてお金を払うことに抵抗のない世代は、「生きててよかった」組までかなあとも思います。
今後「ありがたみ」の所在はどこに向かうのでしょうか。現在のところインターネットは情報を発信する人々の熱意で成り立っているわけですが、情報のありがたみが失せた世界にこのような熱意は存在しうるのでしょうか。
まったく答えのわからない問いがぐるぐる頭を駆け巡っております。
皆様、水分と栄養分の補給を怠らず元気でお過ごしください。また来週!!

2005年へ
第52便 第53便 第54便 第55便 第56便 第57便
第58便 第59便 第60便 第61便 第62便 第63便
第64便 第65便 第66便 第67便 第68便 第69便
第70便 第71便 第72便 第73便 第74便 第75便
第76便 第77便 第78便 第79便 第81便 第82便
第83便 第84便 第85便 第86便 第87便 第88便
第89便 第90便 第91便 第92便 第93便 第94便
第95便
2007年へ
|