事務局便り   03−3589−4905
第九十便 (H18/11/16) 担当 太田
ウニ・・・
遺伝子レベルでみると、ウニのほうがハエよりもヒトに近いというニュースがありました。
遺伝子数はヒトとほぼ同じ、うち70%がヒトと共通するのだとか。ちなみにハエは40%だとか。
これ面白いですね。
ウニは、せきつい動物と共通する祖先から5億2000万年前に分かれたらしいのですが、100に対して30が5億2000万年とすれば、単純に計算すると、ハエの祖先は、10億4000年前にヒトと共通の祖先から枝分かれしたってことでしょうか。
生命誕生が40億年前とすると、私達のDNAは、将来ハエにもウニにもなり得た正体不明な生き物だった期間が30億年もあった勘定になりますね。
人生長く見積もって80年に対し、30億年ですから、私たちには圧倒的にハエでもなくウニでもない生き物の記憶がインプットされているわけです。
その30億年を経て、方やヒト、方やハエに生き物は進化したんですね。
何かで読んだ覚えがありますが、生きていく能力を知性で獲得せざるを得ないヒトに対し、その能力のすべてを本能のうちに備えている昆虫達は、進化形の両極であると・・。
確かに蜂や蟻の能力は私たちの想像を超えています。
私たちは遙か昔、なにかの拍子にたまたまハエにならずウニになった正体不明生き物の末裔で、つい最近、「ハエでなくてよかった」と思えてしまう知性を背負わされてしまった生き物であるがゆえ、「ヒトでなくてよかった」などと思うはずのないハエに敬意をはらうこともできる生き物なんです。
せっかく進化したんですからヒトの能力はそういうふうに発揮したいものですね。また来週!!

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