事務局便り   03−3589−4905
第九十二便 (H18/11/30) 担当 太田
脳トレ・・・
寒くなってきましたね。昨日紅白歌合戦の出場者が発表されました。ついこの前桜が咲いたと思ったら、もう年の瀬です。
と同時に、ひっそり「消費者が選ぶ今年の話題・注目商品トップ20」というのもどこからか発表されました。
一位は「脳トレーニング関連商品」とか。ひたすら??な商品なので、調べてみると、ようするにゲームソフトやパズルのようです。
人間って衣食住が足りると今度は頭がよくなりたいと思うんですね。
高齢者のボケ防止用と思われる商品もあります。ネーミングが抜群です。
「昭和の脳トレ 思い出体操 青春編 旅情編」ですから。
「思い出体操」というのが秀逸ですね。
ここのところ、子供たちの学力低下を嘆く声をよく聞きます。
その論調からは、教育レベルの高さで世界に胸を張れなきゃ我々日本人の立つ瀬がない、という思いが伝わってきます。
とはいえ、「学力」は確かに落ちたかもしれませんが、今の子供のほうが子供時代の私よりはるかに頭がよいことは確実で、私とて当時学級の中で特段学力が劣るとか、特段頭が悪いというふうではありませんでしたから、相対的にかつて普通に頭がよいとされていた子供でさえ、今の子供に照らせば「お前脳みそ付いてるのか」というレベルになってしまうなあ、というのが私の実感です。
「脳力」のうち、瞬発力というかスピード感が全然違いますね。
「ゲーム脳」というとその弊害ばかり言われますが、このスピード感は明らかにゲームして育った世代以降のものでしょう。
今のお笑い芸人というのはこの「スピード感」エリート達で、こういう人たちが現代のヒーローなんですね。
だから今、場のテンポにあわせられなかったり、ついていけない子供達というのは本当にかわいそうなんです。
経済格差も深刻ですが、スピード格差も同じくらい深刻だと思います。
「速い」は単に「脳力」の一部分でしかないばかりか、「テンポ至上主義」も大いに疑問なのになあ。
「脳トレ」も結構ですが、ど演歌的一拍子にも身を任せられる感覚を養うような商品も発売して欲しいですね(絶対に売れませんけど)。
湯冷めにご注意ください。また来週!!

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